クルムバッハタールの滝
クルムバッハタールの滝
アイガー北壁を観光するために日本人観光客が訪れるグリンデルワルトの反対側、ラウターブルンネンのそばにあるクルムバッハタールの滝を訪れてみました。
この滝は、外からは全く見えず、洞窟の中にできた滝、と言う感じになりますが、最初はケーブルカーで登った後でり、緩やかな滝が削った狭い道に沿って観光しながら降りていきます。
オーバーアマガウ
オーバーアマガウ
ロマンチック街道のハイライトであるノイシュヴァンシュタイン城を観光した後で、リンダーホーフ城経由でミュンヘンに向かう場合、なるべくオーバーアマガウで簡単な昼食をとることにしています。
この町は、1634年にペストが蔓延した際、村の住民が総出でキリストの受難劇を行ったと言うことで、現在でも10年ごとに夏のシーズンに毎日のように上演が行われます。
ここを訪れる観光客のために、町の名産である木彫りの人形が並び、家々にはゼラニウムの花が飾られ、そしてさまざまな壁画が描かれて彩を添えています。
そのほとんどは宗教がですが、中には赤頭巾ちゃんとかヘンゼルとグレーテルのメルヘンの壁画も描かれています。
カルフ
カルフ
「ブレーメン、ナポリ、ウィーンとシンガポールの間に、海辺の町や小高い丘の上の町など、いろいろな美しい町を見てきた。しかし、私が知っている町の中で最も美しいのは、シュヴァーベン地方、シュヴァルツヴァルトにある小さな古い町、ナーゴルト河畔のカルフである・・・・」、とノーベル文学賞受賞作家のへルマン・ヘッセは、生まれ故郷のこの町を賞賛しており、彼の作品である、「車輪の下」にも、この町の様子が述べられています。
この町はかつて、シュヴァルツヴァルトから切り出される豊富な木材と織物で非常に栄えた町だったと聞いています。
見所は、マルクト広場の周辺、ヘッセの生家、ニコラウス礼拝堂、ヘッセ博物館でしょうか。
ミュンヘンのクリスマスマーケット
ミュンヘンのクリスマスマーケット
当ブログは、一応あいうえお順に各都市の見所を紹介していますが、その合間に季節の行事などをご紹介しております。
それで、今回は毎年11月末から12月23日まで、各都市で開催されるクリスマスマーケットをご紹介します。
今年はカレンダーの関係で30日ごろから始まる町が多いのですが、ミュンヘンでは26日から開催されました。
一見して華やかに思えるドイツ人は、どちらかと言えば結構つましい生活をしているのが一般的です。
それでも、クリスマスは最も賑やかで、財布の紐も緩み、誰もがにこやかな顔をしています。
特に、子供たちにとっては、プレゼントがもらえる時期とあって、大人たちと一緒にクリスマスマーケットを楽しんでいます。
「行きたいなー」と迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
「思い立ったら吉日」、とばかり、「えいやっ」と言う感じで、航空チケットとジャーマンレイルパスを購入して飛行機に飛び乗ったらいかがでしょう?
「来年までお預け」と言うのも残念でしょうし・・・・。
フランクフルト、ミュンヘン、ニュルンベルク、シュツットガルトなどの大都会であれば、乗り換えなしで電車移動できますし、ホテルもBooking. comなどを通じて予約すれば、それほど大変でもありません。
クルムバッハ
クルムバッハ
バイエルン州のワーグナー音楽祭で有名なバイロイトの近くにクルムバッハという町があります。
この町を訪れる日本人観光客はほとんどいないのですが、プロイセンゆかりのお城があり、このお城を訪問したいと言うお客様をご案内しました。
旅行ガイド暦の長い私でも、この町を訪れるのはこれが最初で最後かもしれません。
町の高台にプロッセンブルクと言うお城があり、プロイセン軍事博物館と錫形博物館が入っています。
軍事博物館は撮影禁止なのですが、錫人形博物館はオーケーで、そちらの方の写真を撮ってきました。
この博物館は1929年に設立された錫人形博物館としては世界最大で、色々ジオラマが展示されていますが、その中でも19500体以上の兵隊を並べてプロッセンブルクがニュルンベルクバンベルク連合軍に包囲された模様を再現したジオラマは見ごたえがあります。