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日本人ドライバーガイドのブログ

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ピカピカの一年生

ピカピカの一年生

2012年09月20日

 

ドイツでは9月に新学期が始まります。

と言うことは、新入生もこの時期に入学するのですが、小学校に入学する子供たちは、写真の様に、大きな3角帽子のようなツッカーテューテ(菓子袋)と呼ばれる入れ物に両親などにお菓子を入れてもらい、それを抱えてランドセルを背負いながら両親と一緒に学校に初めて登校します。

新入生の服装は、日本のような仰々しいものではなく、ちょっとおめかししたようなもので、制服はありません。

歴史的に非常に暗い過去を抱えるドイツ人にとっては、制服は受け入れがたいものかもしれません。

 

ハイデルベルクー哲学の小道

ハイデルベルクー哲学の小道

2012年09月18日

哲学の小道を散歩する人たち

 

ネッカー川を挟んでハイデルベルク城を望む

 

ハイデルベルクを流れるネッカー川を挟んで、お城のちょうど反対側のハイリゲンベルクという山の真ん中を通っている散歩道が哲学の小道です。

この全長2キロほどの散歩道は、もともとは、「ワイン農家の道」、と呼ばれ、文字通り、周辺は全てワイン畑で覆われていたらしいのですが、その後、ワイン畑が次第になくなり、それに代わって町の人たちのウィークエンドハウスが建てられました。そのハウスも非常に数が少なく、景観を損なうことなく緑の中にひっそりと目立たないように建っています。

「哲学の小道」、と言う名前は20世紀の初頭に名づけられたらしいのですが、本来は哲学とは関係がなく、この道がデートコースとして学生たちに利用されたことと、ハイデルベルク大学の新入生は、文法、レトリック(弁論術)、音楽など、7科目の教養科目を履修させられたことに由来するらしいとのこと。

ハイデルベルク大学に在籍したヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフや、この町を非常に気に入って何度も訪れたフリードリッヒ・ヘルダーリンと言った詩人たちも、この道を散歩しながら思索にふけったのかもしれません。


この散歩道を訪れる観光客の方も少なくないのですが、実は大きな落とし穴があるのです。

それは、町のノイエンハイム地区から歩いて行く場合、最初の7〜800メートルが非常に傾斜の急な上り坂であり、歩いて行くにはかなりの健脚でないといけません。

ここで、このホームページをご覧いただいている方だけに無理のない、そして無駄のない方法をご伝授いたします。

まず、タクシーで哲学の小道の上の遮断機ある場所まで行ってもらい、ここで下車します。

そしてそのまま遮断機の反対側を少し登っていくと、目前にネッカー川と旧市街、ハイデルベルク城の見える小さな花壇のある場所に出てきます。ここで写真を1枚。

その後でずっと傾斜のない道を真っすぐ7〜8分ほど歩いて行くと、ベンチが並んでいる哲学の小道の中央に出ます。ここでゆっくり景色を眺めながら休憩です。

その後、戻らずに、さらに200メートルほど行くと、大きな看板と下の旧市街に通じる、「Schlangenweg(蛇の道)」、と言う狭い道がありますので、足元に気をつけながら下って行きます。

かなり膝が笑いますので、途中のベンチで休憩しながらゆっくり行くのがよろしいでしょう。

やがてカール・テオドール橋のすぐそばに出てきますので、旧市街を散策しながらホテルに戻ります。

所要時間は約1〜1.5時間。足元が悪いので、特に冬は気をつけた方がよろしいでしょう。転んで骨折したお客様がいらっしゃいました。

 

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