ドレスデンの夜景
ドレスデンの夜景
ドレスデンにいらしたお客様には絶対に見逃せないのが、この町の夜景です。
私のお客様以外の方にはあまり知られたくない場所なのですが、この町を訪れた方には是非ともこの美しい風景をご覧になっていただきたいのです。
ドレスデンの財宝館「緑の天井」
ドレスデンの財宝館「緑の天井」
ドレスデンに「緑の天井」と呼ばれる財宝博物館があります。
これは、アウグスト強力王が、その財を駆使してさまざまな財宝、宝石がちりばめられた置物などを作らせたコレクションを、宮城の緑の天井の部屋に展示したことから、そう呼ばれるようになりました。
戦災で宮城は完全に破壊され、東ドイツ時代はアルバーティヌムという建物に保管、展示されており、東ドイツ滞在時代は、機会あるごとにここを訪れました。
中にはさくらんぼの種に200もの顔を彫刻したペンダントトップ、象牙でできた帆船、ムガール帝国の王様の誕生日を再現した置物、さまざまなミニチュアコレクション、そして41カラットの世界最大の緑のダイヤモンドなどが所狭しと並べられています。
現在では宮城内にヒストリカルと新館の2館に分けれレており、特にヒストリカル館の方は入場制限がなされています。
本来であれば、両方を見学したいところですが、新館だけでも見ごたえがありますので、是非とも訪れていただきたい場所です。
ドイツ個人旅行でこの町をガイドするお客様には、この博物館を訪れることをお勧めしています。
何と言っても、私が一番好きな場所なのです。
ドレスデン・ツヴィンガー宮殿
ドレスデン・ツヴィンガー宮殿
ドレスデンには数多くの建築物があり、そのどれもが最高のものであり、それこそ優劣を付けがたいものばかりです。
ツヴィンガー宮殿は、1694年にザクセン選帝侯となり、後に強力王と呼ばれたフリードリッヒ・アウグストがイタリア人のダニエル・ペッペルマンに命じて設計させたバロック建築の最高のもののひとつと言われています。
19世紀には東側の建物が大改装され、ここにゼンパー美術館とも呼ばれるアルテ・マイスターギャラリーが納められ、ラファエロ、レンブラント、そして最近日本で注目されるようになったフェルメールの絵画が鑑賞できます。
南側の門にはマイセンの陶器で作られたカリヨンが設置され、12時にはメロディを流してくれます。
ゼンパー美術館の他、中国、日本から、そしてマイセンで作られた陶器博物館、物理サロン、甲冑や武器が陳列されている武器博物館など、この中の博物館を全て訪れるだけで1日が過ぎてしまいます。