ディナン
ディナン
ベルギーのワロン地方、ミューズ河畔の町ディナンは人口1万3千人ほどの町で、町を見下ろす高台に要塞が置かれ、常に軍事的重要拠点となっていました。
現在では、町からロープウェイに乗って要塞に登り、町の全体を眺めることができると同時に、要塞の生活の様子を見学できるように一般公開されています。
サキソフォンの生みの親であるアドルフ・サックスは、この町の出身です。
ドイツ旅行の日本人ドライバーガイドとしてベルギーをご案内することはこれまで何度かありましたが、この町をご案内することはほとんどなく、今まで2回しかありませんでした。
ツェレ
ツェレ
北ドイツハノーヴァーから北東に30キロほど行くと、ツェレという人口7万人ほどの町に到達します。
この町は10世紀に作られた町なのですが、16世紀ごろにフランスから多くのユグノーの人たちが移住し、また、ギョルク・ヴィルヘルム公爵のお妃がフランス人であったこともあり、フランス風のお城と庭園が作られ、旧市街は木組みの家が立ち並び、中世の面影を忍ばせてくれます。
日本人で北ドイツを旅行なさるお客様は非常に少ないのですが、そういうお客様には、この町で昼食を取っていただき、その後でアンネ・フランクが亡くなったユダヤ人強制収容所のあったベルゲン・ベルゼンなどに向かうことにしています。
ダルムシュタット・マチルダの丘
ダルムシュタット・マチルダの丘
フランクフルトから20キロほど南に行くと、ダルムシュタットという人口約15万人ほどの町に出ます。
この町のマチルダの丘には、いわゆるユーゲントスタイル、というアール・ヌーボーの建築様式を持った建築物が点在しており、建築家の見学が後を絶ちません。
ちょうど日本からの建築の先生たちを各地の視察旅行にご案内した後、時間があったので、フランクフルト空港に行く前に寄り道をしてみました。
ゾンネベーケ(ベルギー・フランドル地方)
ゾンネベーケ(ベルギー・フランドル地方)
ずっと訪れてみたかった第一次世界大戦の激戦地ベルギー・フランドル地方のイーペルに行ってみました。
ドイツを旅行なさる日本人観光客のドライバーガイドという仕事をしているので、プライベートではほとんど旅行することがないのですが、ごくたまに、興味がある場所で、ちょっと足を伸ばせば良い場合には、その時の気分次第で立ち寄ることも。
イーペルの観光案内所で、これも激戦地であったゾンネベーケという町を教えてもらいました。
ドイツ軍と、イギリス、カナダ、オーストラリア連合軍が熾烈な戦闘を繰り広げた場所で、今でも郊外にはトーチカの跡が見られ、市役所は戦争当時の博物館として公開されています。